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用語集

サイナス・リフ

上顎臼歯部におけるインプラント治療は、上顎奥歯の歯を失い、上顎の空洞(サイナス)が拡大した時に、インプラントを入れるためのスペースが不足している場合、移植骨や骨補填材によって上顎洞の底部を押し上げる治療方法です。

PMTC

Professional Mechanical Tooth Cleaning(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)の略。

専門器具やフッ素入り研磨ジェルなど使って行なう歯のクリーニングを言います。歯の表面の色素や汚れを取り除いて歯が白くなり、虫歯や歯周病予防に役立ちます。

SIM/PLANT(シムプラント)

インプラント治療を行う前の診断の際に、より正確な検査としてCTスキャンによる顎の撮影を行う場合があります。

CTスキャン(コンピュータ断層撮影)はX線とコンピュータを使ってからだの断面を輪切りにして検査することが可能です。
通常のレントゲン撮影の場合は平面的に歯の様子を診断することしか出来ませんが、CTスキャンの場合は立体的に診断することが出来ます。

メンブレン

インプラント治療を行うにあたって、充分な骨の幅や高さがない場合に行われるGBR法(骨再生療法)に使われる膜。

メンブレンは、コラーゲンから出来ている骨に吸収されるものと、骨に吸収されないものの2タイプあり、患者さんの症状や手術の方法により使い分けられます。どちらも、不足している骨を再生される為に使用しています。

GBR(骨再生誘導療法)

GBR(Guided Bone Regeneration=骨再生誘導療法)は、歯槽骨の周りに特殊な布を巻くことで、歯槽骨を太くする方法です。

歯周病が進行すると、嫌気性細菌が骨を溶かし、骨がなくなっていきますが、こうした場合、細菌によって汚れてしまった歯のセメント質には骨が寄ってこなくなります。

骨というものは、痩せてしまっても条件がよければ元のように再生するものですが、歯周病の場合は骨の再生を期待することが難しいのです。 歯周病が進むと、歯と歯肉の隙間にできる歯周ポケットが深くなります。
深さが4ミリ以上になると、中の歯垢や歯石を取り除くためには、多くの場合、歯と歯肉を剥離して内部を清掃する方法が採られます。清掃後は歯と歯肉を再び密着させるのですが、その後は、上皮、結合組織、骨の順序で再生していきます。

つまり、粘着組織の再生スピードが、骨芽細胞の再生スピードよりも早いので、そのままでは創傷部を粘膜組織が覆ってしまうのです。上皮がはじめに再生されると、骨の組織の再生が妨げられるため、骨がふとくなることはありません。
上皮の再生を防ぎ、骨の再生を優先するために、骨とセメント質の上に特殊な布を巻きます。すると、上皮は骨の方には成長しないので、軟組織が骨へ進入することが阻害され、新しい骨ができてくるのです。

この特殊な布はGTAMといって、登山用のレインウェアなどに用いられるゴアッテクスと同じもので、防水性と通気性を兼ね備えた新素材です。

GBRで再生された骨は、元の骨と同じものと考えられています。GBRは優れた骨造成法ですので、歯槽骨の幅を広くする場合だけでなく、歯槽骨が低い場合や骨の欠損にも応用できます。

歯槽骨の側方や歯槽頂部への骨の再生を狙う場合は、自家骨移植と併用すると、より一層の効果を上げることが期待できます。 抜歯した後にインプラントを埋入する場合にも、GBRは適用できます。

この場合、抜歯してできた穴にインプラントのフィクスチャーを入れるのですが、通常は穴の方が大きすぎるため、まず該当部分の歯肉を切開して歯槽骨を露出させ、フィクスチャーを埋入した後、GTAMで覆って穴をふさぎます。
一度切開した歯肉は縫合し、半年ほどの時間を経てから再び切開すると、穴とフィクスチャーとの隙間には骨が再生されています。

フィクスチャーはこれで固定できたので、フィクスチャーの上にアバットメントを装着して、インプラント治療が完了します。

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